デイサービスとは…？

初めての介護職　～デイサービス～

今回は通所施設である、デイサービスについてのご紹介です。デイサービスは特養や老健、有料老人ホームとは異なり、日帰りの施設となります。

「介護施設に入所までは必要はないが、自宅介護だと引きこもりがちで…」「介護をしている家族が自分の時間を持ちたいと思っている」そういった高齢者の孤立や、介護家族の負担を減らす為の介護施設です。

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施設の特徴

介護老人保健施設（デイサービス）とは？

デイサービスは上でも述べたように通所型の介護施設となります。普段は自宅介護の方に対して、デイサービス施設へ通って頂く形で介護サービスを提供しています。施設内では主に「入浴、食事の提供、機能訓練、介護方法の指導、レクリエーション」等が行われます。

デイサービスを利用されている方は、比較的要介護度が軽度の方が多いです。利用者には、「介護までは必要がないが、外に出るのが億劫に…」なんて方が多いのも特徴です。デイサービスにはそういった、老いを機に引きこもりがちになったり、孤立状態になる高齢者増加を防ぐ役割があります。

また自宅介護の割合も年々増加しており、自宅で介護をしている家族の負担も大きくなってきました。介護をしている家族の為にも、息抜きの時間が必要となります。そういった時もデイサービスを利用できます。 デイサービスは介護を受ける利用者、普段自宅介護を行なっている家族、その両方が充実した時間が過ごせるよう目的とされた施設となっています。

入居条件

原則65歳以上で要介護1～5と認定された方（※40～64歳までの方については要介護状態となった原因が、16種類の特定疾病による場合が認定の対象）
認知症対応：あり

施設内

施設内には食堂・機能訓練・静養室・相談室・事務室が備えられています。入浴介助を行なうところはプラス浴室も設置されています。宿泊サービスを行なっている施設もあり、宿泊用のベッドが供えられた施設もあります。また送迎サービスを行なっている所もあります。

仕事内容について

デイサービスは、通所ができる程度の自宅介護の方が多い為、自立度が高い利用者が多いです。1日の仕事の流れは、朝は利用者の方の送迎から始まり、その後健康チェック、そしてレクリエーションまたは機能訓練などを行ないます。入浴サービス希望者の方には入浴介助も行います。一通り終われば昼食タイム。ここでも必要な方には食事介助を行ないます。午後からは引き続きレクリエーションや機能訓練を行います。

曜日によっては理髪サービスを行なっている所もあります。またデイサービスの特性上、身体介護よりもレクリエーションに時間を取っている場合も多く、利用者の方が「また来たいな」「楽しいからデイサービス続けたいな」と思ってもらえるサービスの提供が必要となります。

日常会話を楽しみながら行なえる方、コミュニケーションを大事にできる方、レクリエーションに積極的に取り組み良いアイディアが出せる方などに向いている施設だと思います。また夜勤が無い分、他施設と比べてお給与は低めですが、初心者の方や経験の浅い方でも働きやすく経験を積みやすい施設です。

• 要介護度の低い方が多く、身体介護が少なく、夜勤もない。
• レクリエーションい重点を置いている施設もたくさんあり、介護だけでなく複数の方々の話し相手になれるコミュニケーションスキルが求められることも。
• 日中のみの施設なので、パートでも働きやすい。

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働く人や環境について

デイサービスは通所施設となりますが、ほとんどの施設では送迎を行なっているので、場合によっては車の運転も業務内に入っていることがあります。送迎の運転業務の有無は求人でしっかり確認した方がよいでしょう。また施設によってはお泊りデイサービスを行なっている所もあります。頻度は高く無いものの、実は夜勤がある！という施設もあるのでその点も施設によって確認しておきましょう。

最近は小規模のデイサービスが増えています。競争も激化し、独自性のある施設も増えてきました。自分の働きたい施設が何を売りにしているのか、そのためにはどんな知識や能力が必要なのかをHPなどで知っておくといいですね

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